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華岡青洲、世界初の全身麻酔で手術
華岡青洲は宝暦(ほうれき)10年10月
23日(1760〜1835)に生まれた

23歳の時に京都で吉益南涯(よします
なんがい)から古医方(漢方医術の一派)
を習い、大和見立(やまとけんりゅう)に

外科を学び、3年の後に帰郷、家は代々
村医、25歳で村医者を継いだ

この頃、同郷の加恵と結婚し、妻に支え
られながら村人の診察に明け暮れた
麻酔薬作りも始めた

当時の内科とは漢方医学、外科とは
オランダ医学

古医方派(漢方医術)の実証主義をとり
内科・外科を統一し、診療を展開した

彼の開発した麻酔薬「通仙散」は・・・
マンダラゲ(チョウセンアサガオ)を
主剤とするもの

ヨーロッパで、採用されていることを
知り、中国医書を参考に改良

江戸時代末期の外科医、華岡青洲は
(はなおかせいしゅう)世界初の全身
麻酔で乳がん手術を行った

海外で全身麻酔(エーテル麻酔)による
手術が行われる40年前のことですよ

患者さんは大和国五條(現奈良県)です
藍屋利兵衛の母で名前を勘、60歳

全身麻酔が、効いていることを確認し
青洲はメスを握り、見事な指さばきで
素早く患部を切る

乳房の中に手を入れ、腫瘍部分を切り
取る、手術開始から6時間後、患者が
目を覚ますが痛みを全く感じなかった

ガンは取り出され、副作用も無く全身
麻酔による「がん手術」は、成功!

紀州の片田舎で、世界初の偉業が
達成されたのです

10月に手術は成功したが、翌1805年
2月に死亡している

弘前大学の松木明知先生は全国2000を
超える寺院の過去帳から青洲の手術を

受けた乳がん患者さんの死亡日を調査
152名中33名の経過を明らかにした

手術後の生存期間は最短8日、最長で
41年、平均すると2~3年でした

青洲の手術の成績は大変素晴らしい
英語で癌のこと「cancer」と言いますが
最初は「乳がん」のことだったそうです

麻酔剤「通仙散」を完成させるために
自ら進んで人体実験に捧げた妻と母

被験者として協力した母はその中毒に
よって死亡、妻も失明した

有吉佐和子著「華岡青洲の妻」に一人の
天才外科医を巡る、嫁姑の凄まじい
愛の争奪が描かれている

漢方から蘭医学への、新時代を開いた
華岡青洲

女流文学賞受賞の力作、今までに
何回もドラマや、映画にもなりました

古い映画で青洲は市川雷蔵さん、妻は
若尾文子さん、母を高峰秀子さん

他には岡田英次さん、南田洋子さんと
水谷八重子さん

2007年には、三越劇場で勝野洋さんに
波乃久里子さん、池内淳子さんだった

テレビドラマでは三浦友和さん、小泉
今日子さん、森光子さんでもやりました

最近は、こういうドラマはありませんが
そろそろ新しい俳優さんでテレビドラマ
やられるといい、と思うけど

青洲をめぐる嫁と姑の争いは封建社会
における「家」と嫁との関係です

嫁は実母に悩みを訴えても「嫁と姑とは
そんなもの」、と言い聞かされる
今の時代に合わないかもしれませんね
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